2025年、QUADはその輝かしい過去を称え最も象徴的なQUAD33,QUAD303を発表しました。
1960年代に誕生した革新的なデザインは発表後大きな成果を収め、英国及び世界中のオーディオファンを虜にしクラシックなプリアンプとパワーアンプが再びベストセラーとなりました。
QUADの象徴的なクラシックなDNAを含んだ新しいQUAD3インテグレーテッドアンプが登場。
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Technology |
オリジナルのQUAD33が発売された当時の音楽ソースは主にレコードが主流でした。その際にサウンドを微調整するコントロール機能としてバス・トレブル・スロープを備えていました。
その後、CDを初めとするデジタルオーディオの普及に伴い、QUAD33の後継機であるQUAD34には、QUAD創設者ピーター・ウォーカーによって考案されたトーン・コントロール機能であるチルトコントロールが追加されました。
新しいQUAD3には最新のコンピューターシュミレーションで解析したコントロール機能として、バス・チルト・バランス機能が搭載されています。
チルト・コントロールは周波数スペクトラムの両端を同時に調整し低音を減衰させて高音を持ち上げるか、低音を持ち上げて高音を1dBステップで減衰させる方法があります。基本的には700Hzを軸に可聴周波数帯域を回転(傾斜)させることで音量を変えたり、または音の音に色を加えたりすることなくサウンド全体のバランスを調整する機能です。
オリジナルのQUAD33ではバスおよびトレブルコントロールでトーン・バランスを調整していましたが、この方法では大まかな調整しか出来ず、本来の音楽ソースに忠実とは言えませんでした。新しいQUAD3ではバス・バランスコントロールに加え最新のチルトコントロールを搭載することにより、レコードからハイレゾ・デジタルファイルに至るまで今日私たちが聴く音楽ソースを、本来の音楽性を損なうことなく様々な音楽環境や好みに合わせてサウンド全体のバランス調整を可能にします。
オリジナルのQUAD33ではバス及びトレブルコントロールでトーン・バランスを調整していましたが、この方法では大まかな調整しかできず本来の音楽ソースに忠実とは言えませんでした。
新しいQUAD33はバス・バランスコントロールに加え最新のチルトコントロールを搭載することによりレコードからハイレゾ・デジタルファイルに至るまで、今日私たちが聞く音楽ソースを本来の音楽性を損なうことなく様々な音楽環境や好みに合わせてサウンド全体のバランス調整を可能にします。
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Modern sound |
高性能なマルチソースオーディオシステムの心臓部として設計されたQUAD3は多彩な入力端子を備えています。デジタル面では、2系統のS/PDIF入力(同軸および光)と並んで、USBタイプBポートが最高仕様のハイレゾオーディオに対応します。さらにQUAD3は、AVシステムとのシームレスな統合を可能にするHDMI ARCポート(HDMI 2.1/eARC準拠)も装備しています。これにより、アンプとテレビをHDMIケーブル1本で接続でき、テレビのリモコンを使ってアンプの電源オン/オフや音量調整などが行えるという利便性が加わります。ストリーミング・デバイスからビデオ・ゲーム・システムまでテレビとそれに接続されたあらゆるものが、どんなサウンドバーよりも優れたサウンドのアップグレードを受けることができます。
スマートフォンやタブレットなどからのワイヤレス・ストリーミングに便利な高性能Bluetoothが搭載されており、aptX HDを含む複数のコーデックに対応し、Bluetooth 5.1に準拠することで最適な範囲と速度を実現しています。
アナログ・ソースは2系統のラインレベル・ステレオRCA入力に加え、ターンテーブル用のもう1系統を装備しています。アンプ内蔵のフォノステージは超低ノイズFETベースの設計でMMカートリッジの出力電圧に完璧にマッチします。一般的なインテグレーテッド・アンプに搭載されているフォノ・ステージとは一線を画すこのアンプはレコードの溝から掘り起こされたディテールを、魅力的な明瞭さと躍動感で再現します。

Advanced digital
QUAD 3のDACステージは、32ビットSabreシリーズのハイスペックDACチップES9038Q2Mをベースとしています。
これにはESSテクノロジーのHyperStream IIアーキテクチャとTime Domain Jitter Eliminatorを最大限に活用する回路が搭載され超低ノイズと高ダイナミックレンジを実現しています。独自のクロック回路と電源回路がDACの性能を高めクラスAポストDACアクティブ・フィルターがQUAD 3のデジタル・ソースの優れた音質を可能にします。ハイレゾ対応は最先端であり、PCMは32ビット/768kHzまで、DSDはUSB経由で22.5792MHz(DSD512)まで対応します。フルMQAデコード機能を搭載し、さらにQUAD3はRoonオーディオ環境で使用できる「Roon Tested」認定を受けています。
リスナーはデジタル・オーディオ・データを352.8kHzまたは384kHzにアップサンプリングすることができ、5つのDAC再構成フィルター設定によりソース素材に適した音質調整が可能になります。 |
Specifications
Core technology (主な技術) | ●MQAフルデコード ●Bluetooth5.1 (aptx5.1) ●高性能低ノイズMMフォノステージ●カレントフィードバック・ヘッドフォンアンプ
●バス・チルトコントロール |
Input Connection (入力接続) | ●2系統 デジタル(Coax/Optical)●1系統 PC USB (TypeB) ●3系統 RCA ●1系統 HDMI ARC●1系統 Phono(MM) |
Output Connection (出力接続) | ●1系統 RCA(Pre out) ●1系統SP ●1系統 Headphone ●1系統 12V Trigger out |
【Preamplifier Section】
| Gain(ゲイン) | ●0dB(Line)●+47dB(Phono MM)
| Input Sensitivity (入力感度) | ●800mV(Line)●3.6mV(Phono MM)
| Input Impedance (入力インピーダンス) | ●10k(Line)●47k/100pF (Phono MM)
| | THD+N(全高調波歪み率) | ●<0.001%(1kHz,Line)
| | Frequency Response(周波数特性) | ●20Hz-20kHz(+/-0.1dB)
| | Signal-to-Noise ratio (S/N比) | ●>110dB(Line)●>78dB(Phono MM)
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【DAC Section】
| DtoA Converter(DAコンバーター) | ●ES9038Q2M |
| THD+N(全高調波歪み率) | ●0.001%(1kHz,Line) |
| Signal-to-Noise ratio (S/N比) | ●>116dB |
【PowerAmprifier Section】
| Gain(ゲイン) | ●+29dB |
| Frequency Response(周波数特性 | ●20Hz-20kHz) |
| THD+N(全高調波歪み率) | ●<0.003%(1kHz) |
| Input Sensitivity(入力感度) | ●800mV |
| Signal-to-Noise ratio (S/N比) | ●>110dB(A補正) |
【General Imformation】
| 最大消費電力 | ●350W(スタンバイモード0.5W) |
| サイズ(WxHxD)/重量 | ●300x101x332mm/8.0kg |
| 付属品 | ●ACケーブル リモートコントロール(10A) |
| 価格【税込】 | ●¥363,000 |
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